Protocol Labsが開発者と資金提供者をつなげる新しいプラットフォームを立ち上げ

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Protocol Labsはメインネットのローンチ以降、

先月の定例メールでお伝えしたような「Orbit Community Program」をはじめ、

IPFSならびにFilecoinのエコシステムの有効的な活用や新しいサービスの開発、またそれらの開発者達の開発環境をサポートする取り組みを積極的に行ってきました。

「Filecoin公式がコミュニティ強化のためOrbit Community Programを開設」
https://www.waysas.co.jp/ipfs/orbit-community/

「開発進むFilecoin Virtual Machineは世界を変えるか?」
https://www.waysas.co.jp/ipfs/filecoin-virtual-machine/

「国内初のWeb3.0に特化したインキュベーションプログラムが開催」
https://www.waysas.co.jp/ipfs/incubation-program/

またNFTやメタバースなど、時代を先取る技術との協業、現在のエコシステムを活かせる他企業とのコラボレーションも力を入れています。

「FilecoinとPolygon StudiosがNFTおよびメタバースで協業」
https://www.waysas.co.jp/ipfs/filecoin-polygon-studios/

「Filecoin、今話題のNFTの先鋒を走るFlowの公式ストレージになる」
https://www.waysas.co.jp/ipfs/filecoin-flow/

「Kickstarterが分散型プロトコルの開発&サービスの移行計画を発表」
https://www.waysas.co.jp/ipfs/kickstarter-collaboration/

数多くのブロックチェーンが世の中にはありますが、プロジェクトをローンチ後もここまで積極的に取り組みを行うものは1%にも満たないでしょう。

そんなProtocol Labsですが、今回も世界の開発者に向けて良いお知らせです。

Protocol Labsの分散型ネットワーク上において、

開発プロジェクトに対して助成金を提供・得るための仕組みとして、

新しいプラットフォーム=DGM (Decentralized Grants Marketplace)の立ち上げを発表しました。

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<DGM (Decentralized Grants Marketplace)>
https://www.dgm.xyz/
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DGMは「Decentralized Grants Marketplace」の略であり、

分散型エコシステムの中で、重要・優良なプロジェクトに対して資金提供者が助成金を提供するプラットフォーム。

開発チームだけでなく、アイデアや開発力があれば、個人の開発者でも参加が容易に設計されており、このプラットフォームがIPFS/Filecoin関連の開発の一つの拠点となることを目的として設立されました。

早速、Protocol Labsがいくつかの助成金対象のプロジェクトを立ち上げているようなので、一度サイトを見ていただければと思います。

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<DGM (Decentralized Grants Marketplace)>
https://www.dgm.xyz/
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イメージとしては、クラウドソーシングのようなプラットフォームといえば分かりやすいでしょうか。

開発を依頼したい要件と助成金=報酬(FIL)を資金提供者が設定、その依頼を開発者がこなして対価を得るというのが大まかな流れです。

これであれば、資金提供者自身が開発能力・人材がいなくても、このプラットフォームを利用することで必要な開発を完了することができます。

とても素晴らしいプラットフォームであり、利用者側はメリットも大きく、とても可能性を感じる取り組みです。

特にIPFS関連の知識と技術・開発能力はあるけど、作り出すサービスのアイデアが無い、、、、そんな開発者としては、とてもありがたいプラットフォームではないでしょうか。

まだサイト自体はローンチしたばかりで、改善点も多く見受けられますが、

今後は参加した開発者の評価システムなども備えてコミュニティとしても活性化させていく方針とのこと。

これからの広がりに期待したいですね。